ままここmamacoco

アラフィフにして、フリーランスに転向したHSP女は果たしてフリーとして生きていけるのか?

『國學院大学博物館』渋谷の街中に古代の人たちの息遣いを感じた。

先日、東京へ行った時約束の時間までまだちょっと余裕があり、時間ができました。

さて、どこへ行こうかと悩み、博物館へ行こうと。初めは上野の国立博物館へ行こうとおもったのですが、検索したところ、わたしの神社女子的にジャストミートな博物館を発見!

それが『國學院大学博物館』です♡

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 渋谷駅から15分ほど歩いたところにある、國學院大学に併設されています。

ある程度地図を眺めてよし、以前も行ったことがあるんだから、野生の勘で行ってみよう!

 

そう思い立ち、野生の勘に頼って行って見ました。しばらく歩くとどうも様子がおかしいのですよ。

Googleマップさんに聞いて見ると、正反対(笑)わたしの野生の勘、やっぱり方向音痴でした( ≧︎ᗜ≦︎)੭ु⁾⁾

ダメだこりゃ。というわけで、Googleマップさんの案内を受けながら改めてレッツラゴー。

 

▼やっぱりすごいわ、Googleマップさん!ちゃんとたどり着きました!

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 ▼玄関に展示してある火焔型土器。結構大きいんですよ。80センチくらいの高さがあるかしら?

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▼入ってすぐ、遺跡発掘体験ブースがありました。刷毛を持って、発掘気分。きっと見つけた時は嬉しいんだろうなあ。でもわたしの性格じゃすぐ飽きちゃうな(笑)

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 ▼今回の特別展示が火焔型土器でした。この燃え上がるようなフォルム!当時の人たちの造形美に魅了されます。f:id:teratchi:20161230221222j:image

 一体なぜ、このような形になったのか、宗教的な理由なのか、単なる美意識か?この突起部が多い形では、焼くときに壊れやすいと思うのですよ。なぜわざわざそこまでしてこの形にしたのか、当時の人に聞いて見たいですねー。

 

▼この博物館のいいところは、一部を除き写真撮影がOKなところ!素晴らしい。ぜひ全国の博物館はそうしてほしいと思うのです。例えばほら、このハニワさんたちも……

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 ▼裏側からも撮影して後ろ姿もよくわかる!当時の衣装の参考になります。

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 ▼馬のハニワ。『おーいハニ丸』でおなじみですね!(古くて知らんか……)

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 ▼家のハニワ。細部まで作り込まれ、ていることがわかります。

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 ▼勾玉など、装飾品いろいろ。色とりどりで綺麗ですね。なかなかオシャレです。身分の高い人が身につけるのかしら。

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 ▼甕棺墓(かめかんぼ)昔の棺(ひつぎ)です。体育座りの形で埋葬されてたりします。亡くなった人が入っていたかと思うと……きゃっ

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 ▼貝塚の前で、昔の生活再現シーン。貝塚って、本当にものすごい量の貝殻が層になって出てくるんですよ。(浜松の貝塚を見ると、本当にびっくりします)貝、ちょっと食べ過ぎちゃう⁉︎と心配になる程ですが、安定して供給される貝って大事なタンパク源だったんでしょうね。

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 ▼勾玉と、銅鏡と銅剣。銅は緑色に錆びてしまっているけど、当時からこんな色じゃないんです。ほら、新しい10円玉を思い出してください。金ピカでしょ?あの色なんです。

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 だから、この銅鏡も銅剣も、できた当時は金色に光り輝いていたんです♡さぞかし美しかったでしょうね♡

 

▼当時の食器、調理道具いろいろ。大きい壺、小さな椀。すでにやかんぽいのもありますね。ふむふむ。

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▼縄の結び目により、「縄文土器」の模様がこのように変わるという研究。結び目にこま結びを一つ足すだけでもデザインが変わる、なんていう実験を一つ一つ試して展示されているところがすごい。かなりの量が引き出しにしまわれて展示されています。引き出しが全部これですからね、びっくりしますわ。

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写真撮影禁止ゾーンは、神道関係のゾーンでした。

天皇陛下が大嘗祭で神さまに捧げられるお供えや、そのシーンなど、なかなか実際に見ることのできないものが展示されておりました。

 

そして、撮影したけど、下ネタな展示もあり……こう考えている時点でわたしの方が不謹慎なのかもだけど、でもやっぱりわたしのブログには載せられないわ!清廉潔白なブログですもの!

 

バッチリそのもの!な展示もあります(笑)

古代では性的なものが崇拝されてたりってよくありますからね。『ダヴィンチコード』でも出てきますが(映画より小説の方が詳しく書かれています)、性的な信仰ってあるのですよ。決してエロいものじゃないんです!(いや、やっぱり下ネタだわ)

どうぞ、神聖な目でご覧ください。

 

まとめ

そんなわけで『國學院大学博物館』を楽しんできました!

写真撮影OKというのは本当にありがたいのです。

撮影OKの効果はこういうわたしみたいな趣味な人が喜ぶばかりじゃありません。

ブログなどで拡散することで、これからは集客もできるんです。

以前行った施設の展示は、本当に日本中に知らせたいと思える素晴らしい展示がありましたが、撮影禁止でした。

これはOKにして日本中にぜひ知らせてほしい!

そこは客が少なく閑散とした施設でした。

『國學院大学博物館』の客が多かったのは都内ということもあるでしょうが、やはりオープンなところも受け入れられているのでは?と思うのです。

本当に秘中のところはNGにして、ね。

 

ぜひ、全国の閑散とした博物館、美術館さま、撮影OKにしてくださーい!

 

というわけで、『國學院大学博物館』、行ってよかったですよ!

古代史、考古学好きな方にオススメします!