ままここmamacoco

アラフィフにして、フリーランスに転向したHSP女は果たしてフリーとして生きていけるのか?

あなたは親の小言を分析したことがありますか?〜ちきりんさんの書籍に問題解決の考え方を知るの巻

A「僕は大学なんか行きたくないんだ」

父「大学だけは出ておけ、将来絶対に役にたつぞ」

 

B「もうあんなヤツとやっていけないわ。わたし離婚したいの」

母「今はつらいけど、ここはガマンしなさい。私もあの時別れなくてよかったと思っているのよ」

 

親の言葉にあなたはどのような気持ちを抱きますか?

親の押し付けがましい言葉には 反感を覚えたり、憤りを感じたりしませんか?

それとも、言われるがまま従ってきましたか?

 

私はというと、反感を覚えたクチですね(笑)

なんでもかんでも頭に来ては喧嘩をした覚えがあります。他の人にはあまり感情的になることはないのですがら、親や家族に限っては感情的になりやすいと思います。それは血の繋がった家族だからという気安さからでしょうか……(苦笑)

 

ちきりんさんのオーディオブックを聞いて驚いたのは、親の小言も分解し、分析して問題解決していたことです。

親の小言を細分化し、グループに分け、聞くべき小言、聞かなくてもいい小言と分けていました。

 

・人間関係や、その時に起こる感情などの対処の仕方など、時代の流れに関係なく起こり人生の先輩として聞くべき価値のあること

 

と、

 

・生まれた時代が違うのだから、聞かなくて良いこと(高度成長期の親の世代と、ITの発達している現代では環境が違いますよね?)

 

とに分けて考えていました。

 

息子の大学進学や娘の離婚などは、親の世代と今の時代では背景が違いますよね。 こんな感じでちきりんさんは聞くべき小言と聞かなくていい小言と分けていました。

 

わたしなど『親の小言』は『小言』。みーんなひとまとめにして考えていましたが、そう考えるのか!とハッとしました。

 

丁度このオーディオブックを聞いていたころ、勝間塾のサポートメールで「問題解決」について学んでいました。

毎度問題解決については「ふーん」とその時はわかった気がしていたのですが、なかなか腑に落ちてはいませんでした。

 

そんな時、勝間塾のコミュ二ティのやりとりの中で、『鳥の目』『虫の目』『魚の目』という表現がありました。

 

『鳥の目』…その場から離れて俯瞰してみる

『虫の目』…問題に近づき詳細をみる

『魚の目』…時間の移り変わりという視点でみる

 

うっすらと問題解決の方策がこの言葉で見えてきました。

そしてちきりんさんのオーディオブックを聴いた時、

 

ああ、ちきりんさんは普段の思考が問題解決なんだ!

 

と理解したわけです。

 

そうビビっと来てからもう一度オーディオブックを聞き直しました。

 

突然ですが、あなたは日本を好きですか?

 

ちきりんさんは本の中で、なぜ日本が好きなのかの理由をこれでもかと披露します。

食が美味しい、治安がいい、などの理由が幾つでもあがってきてわたしは唖然とします。

 

保険は入るべきか、入るならどんな保険か?

ここでも保険の現状を細かく分析してあげ、入るなら高額の保障を謳いムダにお金を支払わせる生命保険ではなく、短期の保障でその時々のライフスタイルに合わせるべきとバッサリいきます。

 

家は持ち家?借家?

 

長期の25年や30年ローンは現実的ではないから、10年ほどで支払える額で借りる。持ち家は資産として価値がある。支払ったあと家賃の心配がいらない。自分好みに庭や家具にこだわることができる。ただし、簡単に引っ越しすることはできなくなる。

などなど家に対する問題を細分化。

彼女は10年ローンで買うことができる中古物件という案を出します。

 

彼女の意見に賛成とか反対とか、そんなことはどうでも良かったんです。

ズバズバと言い切る彼女の思考は、すべて問題解決だったんですね。

 

・問題を定義すること
・問題を細分化すること
・問題の解法について仮説を立てる事

彼女の問題解決の思考経路をこの本で学ぶことができるんです。

 

身の回りのことを細分化し、フレームで分け、問題解決していく。

 

ああ、こうして問題解決していくんだ。

突然、問題解決が腑に落ちた一冊となりました。

 

 

ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法 (文庫ぎんが堂)

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