ままここmamacoco

アラフィフにして、フリーランスに転向したHSP女は果たしてフリーとして生きていけるのか?

『葛城 北の丸』で旬を食す。都会の喧騒から離れた異空間で至福のひと時。

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こんにちわ、てらっちです。

『葛城 北の丸(かつらぎ きたのまる)』で食事をしてきました。このあたりではかなり高級な旅館なので、一般ピープルとしては敷居の高いこちら。

みなさんご存じですか?

知らないと思うでしょ?でも実はみなさん知っていらっしゃると思います。

 

こちらはなんと! 2002年に行われたサッカーワールドカップで日本代表が宿泊していたところで、連日やれトルシエだ、ヒデだ、ゴンだ、川口だとフィーバーして、そのバスが通る道はトルシエ通りなんて名前がついたりしてましたね。懐かしい。

www.katsuragi-kitanomaru.net

 こちらの食事券をゲットしたので、いそいそと夫婦で出かけてきました。

(自腹じゃないのよ)

 

うっそうとした森を縫うように車を走らせると、森の奥に、『北の丸』が見えてきました。

 

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こちらは郭松門。大きな門がわたしたちを出迎えます。

 

 

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郭松門の大きな提灯。

 

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門をくぐると大きな楠の向こうに本館が見えてきました。森から静かにヒグラシの啼き声が響き、ひっそりとしたたたずまいを際立たせます。

 

 

 

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通されたのは大きな梁に支えられた部屋。

重厚な梁、木のあたたかみ。

こちらの旅館は北陸の古民家から移築した家の中でも最大の家の建材を利用しているとか。やっぱり木はいいなあ。

 

 

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まだ明るいうちからワイン♪

と思いきや、わたしは運転手なのでノンアルコール。

ゴルフ場のような波打った丘の景色を見ながら、ゆったりした時間が流れます。

あ、こちらはゴルフ目当ての方も多いんですよ。毎年レディスクラシックが行われる有名なゴルフ場でもあるんです。

 

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お品書きを見ながら、綺麗な方に今日のお献立を伺いました。

恐縮してしまいます。

 

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食前酒は梅酒(わたしはノンアルコール)

蛸の柔らか煮、尻高貝の塩煮、生湯葉の前菜。

優しいお味に癒されます。

真ん中の凍らせた卵の黄身も美味。

 

 

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火取りスズキの煮麺仕立て。添えられているのはズッキーニという異色の組み合わせ。

 

 

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お造り。平目と鯛は塩昆布でいただきました。まるで昆布じめにしたような味わいになり、噛めば噛むほど味がしみわたります。

鮪も金目鯛も あまかったなあ。

 

 

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鮎の塩焼き。まさに旬の食材ですね。淡白な香り高い鮎、夏を感じます。

 

 

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トウモロコシの飛龍頭。葛餡がかかっています。

この地域はトウモロコシの産地で、こちらにも名産の甘太郎というトウモロコシが使われています。先日このブログでも紹介しました、甘々娘の兄分のトウモロコシで、しっかりした歯ごたえと甘みが特徴です。

甘太郎のしゃりしゃりとした食感が美味な一品。

 

 

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国産黒毛牛の背肉の炙り焼き。

もうやわらかくってとろけるよう。わさび漬けが添えられており、こちらをつけてもまたおいしい! わさび漬けの新しい食し方を知りました。

 

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 サクラエビの炊き込みご飯と、みつ葉の薫る味噌汁。

桜海老は駿河湾でしか獲れないんですよ。桜海老の芳ばしさをネギの香りが引き立たせます。

 

 

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甘味も旬薫る一品。

名産のクラウンメロン、イチジク、巨峰。

熟したメロンの見極めはさすが。(このあたりの人たちはメロンの熟し加減にうるさいのです)

イチジク、巨峰も美味でした。

 

 

何より、優雅なひと時を過ごせたこと。

幸せでした。

 

日ごろバタバタとした食事しかしていないので、こんな機会は本当にありがたいもの。

次回は、父親でも誘って、何かの記念日などにまた来たいな。

素敵な1日をありがとうございました。

 

てらっちでした。

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