ままここmamacoco

アラフィフにして、フリーランスに転向したHSP女は果たしてフリーとして生きていけるのか?

坊さん派遣サービス時代到来。

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こんにちは! てらっちです♪

  

とある少子高齢化の記事を読んでいて、こんな葬式ビジネスが浮かんできました!

そしてざらっと書いてみました!

今よりちょっとだけ未来の日本。超高齢化になってしまった日本でのとあるビジネスのおはなしです。

ストーリー形式ですが、途中からテレビショッピング風になりますのでご了承ください笑

 

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物語は突然始まる。

 

じいちゃんが死んだ。

 

98歳で大往生ではあるのだが、昨日まで元気に畑仕事をしていたと思ったら、突然風をひいて肺炎になり、死んでしまったのだ。あんな元気な人でも、突然死ぬのだと40にもなってはじめて知る。

葬式したいけど、我が家には金はない。自分も派遣で日々の生活費でカツカツだし、親も年金生活で、たいした預金もない。とても葬式の費用がでない。

でもなにもしないのもじいちゃんが成仏できなそうだと、両親と話をし、せめてお経くらいお坊さんに読んでもらおうということになった……

 

ふとネットを見たら『お坊さん派遣サービス』に行きあたった。

葬式を最低限のお坊さんの読経費用にまで削り落としたサービスだ。

とりあえずサイトに登録をした……。 

手続きは簡単だ。

住所や電話番号を書き込み、仏式か神式かキリスト教かを選択し、宗派を選び、空いているお坊さんのリストからいくつか選んでチェックするだけ。

しばらくすると、該当する坊さんからメールが来た。

 

『正式な日程を決定する前に、火葬場の予約をしてください。その日に合わせて葬式を行います』

 

高齢化が進んだ今では、火葬場の順番をとるのにもかなりの苦労をするのだ。下手をすれば一週間や二週間待つことになると聞いていたが……やはり一週間待ちだと言われてしまった。

 

坊さんにメールで『一週間後だそうです』と相談をした結果、その日に葬式をするということになった。

さて、それまでこのじいちゃんをどうしたものかと、じいちゃんのなきがらを見下ろしてため息をついていた。

ピンポーン。

どこからかクール便でお届けものだ。

 

「何が届いたの?」

 

中を開くと、ドライアイスがびっしりと箱一面に敷き詰められていた。

用紙が一枚入っている。文面は、『この度は、ご愁傷さまでございます』ではじまっていた。読むと、亡くなった方を火葬まで持ちこたえさせるための保冷剤サービスだという。坊さん派遣サービスから届いたものだった。葬式まで二日後にまた届くというから、いやはや、気が効くというか、よくできている。

 

おかげで、当日までじいちゃんの遺体は腐ることなく、ドライアイスで保たれた。

葬式は、ほぼ坊さんの読経のみである。そして坊さん派遣サービスから車が来て火葬場に運んでもらい、焼いてもらって終了だ。

おかげでなんとかじいちゃんの簡単な葬式は終わった。

何より10万以下の金額で葬式が済んだことに驚いた。いや、ドライアイス代の方が高いくらいであったのが誤算であったが、しかしかなり安く済んで、両親とホッと胸をなでおろした。

 

じいちゃんは一週間ドライアイスで寒そうだったが、火葬もでき、しっかりお坊さんに読経もしてもらったのだから、成仏できたんじゃないだろうか……

 

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というわけで。

 

これから高齢化社会となり、火葬場の数も心配されるほど、亡くなる方も右肩上がりで増えていきます。

そこであまりお金をかけたくない人のマッチングサービス!

 

お坊さん派遣サービス!

 

急にご家族が亡くなったら、サイトへ登録。

近くのお寺から、お好みの宗派のお坊さんを派遣します。

葬式の読経代が3〜5万円程度の価格。お坊さんのレベルが高い場合はさらに上位のバージョンもあります。ちなみにお通夜と、3日、7日の読経はオプションです。(某地方の曹洞宗ではこの手の読経を葬式にまとめて行うため)

 

流れとしては、指定された日(火葬場の予約を取れた日)にお坊さんが自宅へと赴き、葬式の読経をしてくれる。ほぼそれだけのシンプルなシステム。

 

読経後は亡くなった故人をどうするかというと、登録と同時にサイトからAmazonに棺桶と保冷剤またはドライアイスが発注され、棺桶をヤマト(仮にヤマトの宅急便と仮定します)が自宅へ運んでくる。届いたところで亡くなったじいちゃんを棺桶へ。

あらかじめ予約した火葬場の焼きの時間に合わせて、ヤマトが火葬場に配送。火葬場が混み合うことも考えられるため、混み合う場合は、クール便でしばし待機(食べ物一緒じゃ非難ごうごうだから、それ専用車を完備する)

 

火葬場でも読経をしてもらうかどうかは選択制。

 

 

というのを、少子高齢化の記事を見ていて考えました。

だれかやります?

 

ヤマトのくだりは半分ノリで考えていますが。

でも葬式や火葬場が混み合って予約が取れない、という事態がシャレでなくなる時代が来るのだと、かなりの戦慄を覚えて記事を読みました。

 

政治家もメディアも呑気にナンチャラ学園問題をいつまでも取り上げている場合ではないのです。

 少子高齢化は恐ろしい勢いでやって来ます。

 

また変なの考えますので、使えるのあったら使ってください。 

当方考えるのが大好き❤な着想持ちの、てらっちでした♪