ままここmamacoco

アラフィフにして、フリーランスに転向したHSP女は果たしてフリーとして生きていけるのか?

子どもの「嫌い」の裏側には、もしかしたら身体からのサインが隠されているのかもしれない。

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こんにちは! 
子育て応援!育勉インストラクターのてらっちです♪

長いこと育児をしています。
かれこれ24年。子どもも大きくなりました。で、長く子育てしていたからこそわかったあることがあります。
うちの子ども、小さい頃からあるものが大嫌いでした。
でも20年経った今になって、あることが明らかになったのです。

そんな子どもの

「これ嫌い!」

というモノは、もしかしたら体が拒否のサインを出しているのかもしれない……

今日はそんなお話しです。

                                                                                                                      1. +


息子は昔から蛾が大キライ。
もう蛾が壁なんかに止まっていると、

「きゃー!蛾がいる!キライ!」

と、急に女子のような声を出して逃げていきます。
小さな蛾でもキャーキャー言うので、気の小さいやつめ、と思っていました。

「情けないねえ、こんな”ガ”ごときにキャーキャー言って!怖くないじゃん!こんなの」

息子は、

「そんなこと言ったってキライなもんはキライ。気持ち悪っ!」と騒ぎます。

大きくなっても「キャー」はつづきました。
たぶん,20歳過ぎた今でも見れば騒ぐと思われます。
そんなこんなで20年の月日が流れ……。

息子は社会人になりました。息子は花粉症のため、耳鼻科に通っています。
自分でせっせと耳鼻科に通い、日々花粉症と戦っていました。そんなある日、30種類のアレルギーの検査をしてきタンですね。

「結果出た」
「どれ見してみい」

30種類の検査結果を見せてもらってびっくです。

だいたい予測していたハウスダスト、スギ花粉と並んで、中程度ではありますが、こんなアレルギーが陽性になりました。

そう。蛾!です。

蛾のアレルギーがあったんです!

わたしは驚くとともに笑ってしまいました。
これまでの蛾への異常な反応と、蛾嫌いの謎が、やっと解けました。
やけにキャーキャー言うなとは思っていたのですが、この子の身体が、アレルギーを起こす蛾を拒否していたんですね。

ただ単に、キライ、と言っていたんじゃなかったんです。
自分の身体に合わないものを、キライと表し、身体が拒否していたんです。

謎が解けてみれば、納得です。

体が拒否しているものを、「嫌い」と言っていた子ども。
蛾から逃げる子どもを「情けないね!」と言ったのは撤回しなきゃなと思います。



子どもの言葉は、もしかしたら、ちゃんと意味があるのかもしれません。

親は、子どもの好き嫌いを矯正させようとしたり、嫌なものをやらせようとしたり、親の知る範疇で考えてそこに当てはめようとしてしまいがち。
でも子どもには子どもの気持ちがあり、そこには意味があります。
もしかしたら今回のような身体のサインであるのかもしれません。
頭ごなしに否定すべきじゃないんだなあと思った一件でした。
子どもにも、もっとゆっくり話を聞くべきだったのかもしれません。

今日はこんなところで。

てらっちでした♪