ままここmamacoco

アラフィフにして、フリーランスに転向したHSP女は果たしてフリーとして生きていけるのか?

『こうぺんちゃん』の言葉かけは、子育ての参考になる⁈

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こんにちは! てらっちです♪

 

[コウペンちゃん2]
Positive penguins 2 – LINE stickers | LINE STORE

 

こうぺんちゃん、人気ありますよねー!

私も息子のラインスタンプで知って、それから大ファンです。

このなんでも「肯定」してくれるコウテイペンギン、こうぺんちゃん。わたしはただでさえペンギ大好きなのに、さらに心を癒しまくってくれるので、本当にこうぺんちゃんを見るだけで、毎日幸せです。

 

ふと思ったんですが、お子さんへの声かけの秘訣もここに盛り込まれているんじゃないかと思ったので、そこんとこ、書いてみたいと思います。

 

久しぶりにチャイルドコーチングアドバイザーの、てらっちします!(あーほんと、久しぶり)

 

ラインスタンプのこうぺんちゃん、見たことありますか?

著作権もあるので、リンクを貼りましたので、そちらをご覧ください。

こうぺんちゃんの一言は、こんな感じです。

 

「おきてえらい!」

「ふとんからでて、えらい!」

 

ほんと、日常のちょっとしたことを肯定してくれるんですが、

 

『このこうぺんちゃんの声かけをお子さんに声かけるときの参考にしてみませんか?』

 

というのが、今日の本題です。

 

こうぺんちゃんのどのあたりが、みんなの心に響くのでしょう?


 こうぺんちゃんの声かけとして、お子さんのコーチングにつながると思うのは、

 

・相手を対等に扱う(尊敬している)

・相手を否定しない

・小さな成功体験

 

この三つの点です。

 

こうぺんちゃんは子どもの設定ですので、相手を見下す見方はもちろんないのですが、相手を対等に扱うというのは、ほんと、これ大事。

 

相手を対等に、いやいや、できればそれ以上、一人の人間として尊敬する、ということ。

子どもでも、です。

 

アドラー心理学でもまず言うんですよ、子どもを一人の人間として尊敬するって。

 

私たち親というのは、子ども相手だと、自分に従うべきという思い込みがあります。

どうしても自分の言うことを聞かせたい、自分が正しい、だから私に従いなさい、そのような気持ちが込められた声かけになってしまってはいませんか?

 

子どもも1人の立派な人間です。

そして子供も自分は対等な立場として認められていると感じると、自分に自信を持つことができ、すると自分で行動ができるようになるのです。

ですから、まず一つ目は子供を自分と同等の人間として扱うということなんです。

 

こうぺんちゃんは小さい幼児の設定ですので、見下すと言うことはありません。

でも、だからこそ読んでいる人と同じ目線、もしくはそれ以上の尊敬目線で、あの言葉を言ってくれるんですね。尊敬目線で言われると、こちらも認めてもらえたっていうきもちになるんですよね。

 

朝起きたの?えらい!

お風呂はいったの?えらい!

 

という言葉も、そんな視点で言われるから、本当に心から嬉しいんです。

上から目線じゃないですよね?

親子の場合ですと、このえらい!という言葉はちょっと上から目線と感じられる可能性もあるので、

 

「お風呂入ってくれたの?ありがとう」

「朝自分で起きてくれたの、たすかるわー」

 

と、感謝の気持ち「ありがとう」「たすかるよー」という言葉で伝えられると、素直にお子さんも言葉を受け止めてくれると思います 。

 

ちなみに、「ありがとう」は自己肯定感を養います。

「助かるわー」は、誰かの役に立ったという気持ちから、承認欲求が満たされて、共同体感覚が育ちます。

 

二つめ。相手を否定しない!

こうぺんちゃんの言葉で感じられるのが、相手を全く否定しないということです。

 

否定しませんねー。

「肯定」ペンギンですからねー。

ほんと、だらけていたり、お仕事を休んでしまっても、

 

「今日休んでえらい!」

「ダラダラしたの?えらい!」

 

となぜか褒めてくれるんです。この本当ならちょっと罪悪感を抱いて休んでいることにも、こうぺんちゃんは受けとめてくれているんですね。

 

もう、休んだ時にこんなこと言われると泣けてきます。

 

自分を否定しないで受け止めてくれる、そんな相手というのは本当に心強いものです。

 

声かけにしても、お子さんのできない部分だけをどうしても見てしまいがちになりますが、肯定することを意識してみてください。

肯定してくれると、本当にうれしいもの。

お子さんも信頼されていると感じ、そして自分もこの人を信頼しようという気持ちが芽生えてきます。

 

「休んでえらい!」は言いづらいと思うので(笑)、「休んでもいいんだよ」という気持ちを親御さんが持つだけでも、お子さんはホッとします。

 

相手を否定するばかりではなく、こうぺんちゃんのように肯定すること、心がけてみてください 。

 

そして三つ目。小さな成功体験です。

こうぺんちゃんの言葉は、本当に小さなことを認めてくれるんですよね。

「朝起きてえらい」とか「お風呂に入ってえらい」とか。

そんなこと、言われたことないですもんね。

結構わたしもぐっときます。

風呂入ってえらいなんて、だれも言ってくれない。

こんな、小さなことですと、「普通これぐらいできるでしょ?」と思いますが、「小さなことをできた」という確認は、『成功体験』となって積み重なっていくんです。

 

「朝起きてえらい!」

「お風呂入ったんだ!えらい!」

 

小さなことですけど、自分にもできた!というこの小さな小さな積み重ねが本当に大事。

これが積み重なって、自信になっていきます。

 

逆にダメ出しばかりされていると、そのダメージが心の中に積み重なっていってしまいます。

 

なんでこんなことやったの?

なんでこんなこともできないの?

 

もしも、そんな言葉ばかりを聞きつづけていると、お子さんはおっかなびっくりになって、「自分は何もできない子供なんだ」と潜在意識にしっかりと根付いてしまうんです。

ですからできないところばかりを見つけるのではなくて、小さなことでいいので出来たことを認めてあげて、声をかけてあげて下さい。

 

大人も同じなんですよ!

小さくても褒められると、喜んで行動することができますし、逆に小さな否定ばかりされていると、それが心の中に積み重なって一歩を踏み出せなくなってしまいます。

 

大人も、お子さんも小さな成功体験を積んでくださいね。

 

まとめ

いかがでしたか?

こうぺんちゃんの声かけなら真似しやすいんじゃないかな?と思います。

 

もちろん大人にも響きますよ。

奥さんでも、旦那さんでも、部下でもだれかをやる気にさせるコツにつながりますよね。

 

ちょっとこうぺんちゃんを頭に浮かべて声かけしてみてください。

てらっちでした♪