ままここmamacoco

アラフィフにして、フリーランスに転向したHSP女は果たしてフリーとして生きていけるのか?

過去を捨てること。『史上最強の人生戦略マニュアル』で自分の心の殻が一つ消えた。

過去を捨てることを知る

 

こんにちは! HSPてらっちです♪

(HSP とは、Highly Sensitive Person人の気持ちや刺激に敏感すぎる人のことです)

 

自分の資質であるHSPと、うまく付き合っていく方法を何回かに分けて書いています。

今回は、『過去を捨てることを知る』です。

 

あなたは、過去に引きずられていませんか?

 

私は思いっきり引きずられて生きていました。かれこれ40年間。それから脱出するのにしばらく時間がかかったのですけど、過去をすっぱり断ち切ったらそれまでの自分が嘘のように、未練がなくなり、前を向いて未来に向けて歩けるようになりました。

過去っていろいろあると思います。

私は主に家族のこと。

母親が重度の精神病者でシングルマザー。その環境で育てられたので、母の愛だけは感じていましたが、生活はめちゃくちゃでした。宗教に偏狭していた母に育てられたのですが、よくもまあ、生きていたなって感じです。
自分の精神構造も、そんな母に育てられたこともありますので、世の中に「普通」というものがあるのなら、普通には育っていないと思っています。

とりあえず、私の中には「常識」と言われるものはありません。

ですから、成人してからもずっと修行でした。
ちゃんとした家庭というものを知らずに20歳で子供を産んだので、どう育てたらいいのか本当に悩みながらの子育てでした。

普通の家族が分からずに、旦那ともちぐはぐなことが多くて険悪な空気がずっと続いていました。 

毎日が辛くて辛くて。

 

私の人生の転機は、勝間和代さんの主催する勝間塾なのですが、そちらで

 

『史上最強の人生戦略マニュアル』

 

を読んだんですね。

 

史上最強の人生戦略マニュアル

史上最強の人生戦略マニュアル

 

 

中でも自分の人生で辛かったことに向き合う箇所では本当に泣きながらワークをやりました。

 

本の中には、おじいさんに少女の頃からレイプをされ続けた女性の話も出てきます。おじいさんが死んでも、彼女を苦しめ続けたその過去はずっと彼女を苦しめ続けました。母親に話をすると、激怒されたそうです。信じてほしい母親にも頼れない状況は、どんなに苦しかったことでしょう。

そんな苦しい状況でもその過去を断ち切らなきゃいけないんです。

恨んでも悲しんでも前には進めないんです。自分のこれからの人生も、このままではずっと苦しめられ続けることになるんです。

彼女はもうマズロー博士のところに来た時には50歳。それでもずっとトラウマに悩まされ、苦しんでいました。

それからマズロー博士のワークを6日間、苦しみながらこなします。そしてマズロー博士が連れてきたおじいさんそっくりの人に対し、今までの苦しい思いを吐き出しました。苦しいワークを乗り越えたのち、彼女は暗闇から這いずって出てくることができたのでした。

 

 

過去はどんなに辛くても、その過去に引きずられていては前には進めません。

 

 

私も自分の中にある辛いこと、引きずっていることを全部書き出して、ワークをやっていきました。

そこで私の心を囲っていた何かが一つ、音を立てて壊れたんですね。

 私の心を覆っていた殻が一つ消えた瞬間でした。

 

辛いことは人生必ずあります。順風満帆なんて人はいません。

でも、過去は過去。

トラウマも過去の出来事。

辛いでしょうが、恨みもあるでしょうが、そのために自分の大事な将来まで潰してはいけません。

 

トラウマは、小さな頃の自分が体験したことではありませんか?

それがもし小学生だとしたら、小学生の言うことをまだ自分は聞いていることになるんです。

近所の小学生を思い浮かべてください。まだ年端もゆかないませたガキ。そんな子供の感じたことをまともに聞いているわけです。

 

そう思うと、バカバカしくなりました。

あの頃の父親が怖かったとか思っていましたが、でも今見ると大したことないんです。

思ったより背が小さくて、威張っているけど空威張りで。

 

何か辛い過去を捨てたいと思うなら、この本のワークをお勧めします。

ただ、ちょっと読むのに難解なところがあって、私も最後のワークはできていません。理解できなかったんです。なんでこんな訳なのか、今の勝間さんの文章を読んでいると不思議なのですが、それはちょっと覚悟していただいて。

それでも、やる価値はあります。

 

お試しください。

 

史上最強の人生戦略マニュアル

史上最強の人生戦略マニュアル