ままここmamacoco

アラフィフにして、フリーランスに転向したHSP女は果たしてフリーとして生きていけるのか?

蜂に刺された件を記す。〜つれづれの駄文。

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こんにちは! てらっちです♪

 

ちょっと前のことですが、ハチに刺されました(T ^ T)

 

庭の雑草があまりにぼうぼうだったので、朝から草取り。

 

気になっていた木の枝もばちばち切って、ふう!と思ったあたりで素直に家に戻ればよかったのに、懲りずに目に付いた草を取ってたら、

突然!

右足のふくらはぎに痛みが。

 

それがリアルに想像できる、かなり奥まで針が入ってくる感触。

 

「いってえ!」

 

って思わず叫んだら、アシナガバチが目の前をぶーんと。

 

頭をアナフィラキシーショックがよぎります。

 

このままアナフィラキシーショックで倒れたら、こんな裏庭じゃ、誰も気づいてくれない。

お隣さんも確か名古屋に行ってしまっている。

 

祝日で家にいる息子は、わたしのことなどおそらく気にもしてない。(昼間だし、いつもいないし)

 

これはいかん!

 

と、とにかく家へ。

と思いながらも、ちゃんと庭仕事の道具を倉庫に入れてー♪いや、早く家へいけよ。自分にツッこむ。

 

やることがロックオンされていると、やらずにいられないこの性格。

ここでアナフィラキシーショックが起きたら、どうする。

 

自分で自分に文句を言いながら、

枝切りハサミとくわを倉庫に入れ、ちゃんと鍵をかける。

 

もうどうしようもないな。

 

まあ、倒れたら倒れた時だ。

痛む脚を引きずりながら玄関へ向かう。

 

見ると、かなり大きめのアシナガバチ。警戒するように、わたしが立っていたあたりをウロウロと飛び回っている。

幸いそれ以上攻めてこないし、仲間も出てきていない。

スズメバチじゃないから、まあ大丈夫だと考える。

 

ふと思い返す。

刺された時に、身体の声が聞こえた。

 

「今回は大丈夫」

 

おお、身体の声が聞こえた!

今まで身体の声を聞こうと思ってもなかなか聞けなかったのだけど、今回は聞こえた。

単なる気のせいってこともあるが、わたしは聞こえたと信じている。

 

身体が、アナフィラキシーショックはならないと言っているから、たぶん大丈夫だ。

 

とはいえ、アナフィラキシーショックが出た場合のことも考えなければならない。

 

何しろこういう時に限ってスマホも持ってないから、家に戻らなければ。

 

泥だらけで倉庫に入れられなかった「み」を玄関脇に置き(結局道具は全部片付けた)、玄関脇のメダカを見ながらなんとか中へ。

 

家に転がり込むと、置いてあったスマホを手に取り、まず検索。

 

脚はとにかく痛い。

 

アシナガバチ アナフィラキシー 対処」

たぶんワードはこんな感じだったかな?

 

検索して出てきたトップの3つくらいは、わたしの欲しい情報じゃなかった。

5つ目くらいに対処法が出てきた。

 

射水市医師会の情報

http://imizu.weblike.jp/news/post-30.html

 

今見るとこちらも丁寧に書いてある。

https://hachi110119.com/sp/knowledge/hachi-sasareta.html

 

なんとなく、かわいいイラストが書いてあると、ライターが適当に書いている気がして、医師会の方を見てしまった。

 

いざという時、権威づけはやっぱり大事である、なんてライティングの教科書のようなことを考えつつ。

 

懸案のアナフィラキシーショック

やはり早いと15分くらいで発症するらしい。

 

吐き気や全身にじんましんなど、全身症状が出たらやばいらしい。

 

大人しくして、身体の様子を見ながら横になる。

 

しばらくして、アナフィラキシーショックは大丈夫そうなので、傷口の対処法をみる。

 

ハチの毒は水に溶けやすいという。

そして塗り薬。

 

調べたら、家にあるわたしがなんでも効くと信じているリンデロンVG軟膏も良さそう。

 

そっと起きあがり、風呂場で傷口を洗い、毒を絞り出し、ソファに戻って軟膏を塗る。

 

ハチがまだ窓越しに飛び回っているのが見える。

 

10月から11月は、たしかハチが巣作りをするとかで、気がたっていると聞いたことを思い出す。

 

そこへ呑気に息子が二階から降りてくる。

 

「今母は死ぬとこだったんだよ」

「ん?どうした?」

「蜂に刺された。こーんなでかいの」

「ふーん」

「庭だと死んでても気づかれないから、なんとかあんたに発見してもらおうと急いで外から帰ってきてさー……」

 

自分でもほっとしたのか、蜂に刺された経緯と痛さと対処を事細かに喋り、眠たげな息子は、はんっと冷たい声をもらして洗面所へ向かう。

 

母がシヌというのに冷たいなあ。

 

まあ、生きていたからいいか、自分。

 

死んでしまうと思えばなんでもできる。

死んだと思えば、ちょっとやそっとのこと、なんでもなかろう。

 

それに普段、死というものをあまり意識しないから、こういう刺激がある方が人生メリハリがつくというものだ。うん。

 

と強がりを言いつつ。

 

いやはや。

 

まあ生きててよかった。

みなさま、秋のハチにはお気をつけください。

 

 

……追伸。

それから一週間、足はめちゃくちゃ腫れて死ぬほど痒かった(^◇^;)