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アラフィフにして、フリーランスに転向したHSP女は果たしてフリーとして生きていけるのか?

他人と比較したり思い通りにならなかったり、そんな自分が辛い人へのおまじない『わたしはわたしを肯定する』〜Audibleレビュー『反応しない練習』

こんにちは! てらっちです♪

 

某コミュニティで神社好きから、神社女子などと名乗っておりますが、実はブッディスト。正真正銘、仏教徒でございます。

生まれた時から、某有名新興宗教に属し、そちらもその時はれっきとした仏教でしたので、仏教の教えを多少は学んでいます。そして今は嫁ぎ先の曹洞宗所属。

なんでそんな話しを始めたかと言いますと、今回こちらの本を読んで、あまりにブッダの言葉一つ一つに馴染んだため、そういえば自分が仏教徒だったと思い出したわけで。

 

ブッダの教えから、現代の生き方を考えさせられる一冊。

 

『反応しない練習』

 

今回は、紀元前5世紀のブッダが現代人に伝えたいこと、です。

 

 『反応しない練習』

今、Audible(オーディブル)で、『反応しない練習』という本を聴いています。

 

 

反応しない練習 【特典付き】

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ブッダの教えを、現代人にわかりやすく解いたもの。

 

そんな大昔の人間に現代人の悩みがわかるんかい?

と思っていたら、いやあ、今までいろいろ聴いてきた中で、一番心に馴染んでいるかもしれません。

 

 

 めちゃくちゃしっくりとして、わたしの心に響いています

 

 

 

『わたしはわたしを肯定する』のおまじない

 

『わたしは仕事ができる。

優れている』

や、逆に

『わたしはまだまだできていない

もっと自信を持ちたい』

 

……などと考えることは、全て『判断』だそうです。

 

この本では『判断』という言葉がよく出てきます。

 

一度自分の思考を俯瞰して、あ、今『判断』してる、という認識を持ちます。

 

そしてそんな『判断』をしない、ということをブッダは伝えます。

 

ーーーー『判断』しないって?「自信を持ちたい」も判断なら、自信を持つのもダメなの?

 

自信をもちたい!と願う人のスタート地点は「自分には自信がない」というネガティヴ発想。

自信がない→自信を持って認められたいから資格を取ろうと自分にムチ打つ。もっと自信がついてからこうしてみよう……など大事な判断を先延ばしにする、と言った方向に行くことになります。

 

スタートがネガティヴな「自信がない」では、どこまでいっても自信はつきません。

どこまでいっても、『承認』されたい気持ち、承認欲求は満たされないでしょう。自分で作った『評価』の基準はどこまでがんばっても満たされません。そして自信を持ちたい状況は続きます。

 

その状況を断ち切るためには、とにかく

 

『判断』しないこと

 

とひたすらブッダは伝えてきます。

 

ーーーまあ自分のことを、わたしはできない、まったくダメだ、なんて卑下しちゃいけないってのは、まだわかる。でも自分に自信も持つなってことなら、どうやって進歩するの?

 

承認されたい気持ちは、自分のプラスエネルギーになるならOK!修行僧にでもなるのでないなら、承認欲求は無くす必要はありません。

ただ、その承認されたいがために不快な感覚を感じたときは、その思いを手放しましょう。

 

ただ、あるがままの自分を認めます。

自分が正しくなければ、正しくない自分も認めてください。

 

『判断』してしまう思考を止めるキーワードがあります。

 

『わたしはわたしを肯定する』

 

わたしは仕事ができる!とポジティブに肯定するのとは違うのですよ。

 

正しくない自分も肯定します。

正しくなくたっていいじゃない。カッコつけたって仕方ないのよ。ありのままの自分を自分で肯定する。

 

過去を振り返らない

過去を振り返ってたって、過去の不幸に文句言ってたって過去は過去。

今をただひたすらに生きる。

 

そして過去を振り返らず、自分をただ肯定し、黙々と道を辿ったとき、ふと振り返るとああ、わたしはここまでできるようになったんだ。

そう思ったとき、初めて自信となる。

 

らしい。

 

ブッダとアドラー?

聴いていて、アドラーと通じるなと思ったわけですよ。

 

普通であること。(自分以上を目指さない)

過去にとらわれないこと。

 

アドラーをかじったとき、これはかなり修行だな、と思ったことを思い出しました。

 

アドラーでは課題を分離して、過去にとらわれず、普通の自分として生きる。自分の軸を持って、自分の意見をはっきりと伝え、嫌われる勇気を持つ。日本人として人になるべく好かれて生きよう、なんて思っていた人間としては、かなりの難行です。

 

幸せを目指して生きるのも修行だなと。

 

ブッダが紀元前5世紀に生まれたとすると、アドラーの見つけた心理学の真理を、2500年も前に見つけ、伝えていたということですかね。

 

まとめ

覚え書きで、ざらっと書いてみました。

他人と比較して、承認を求めて認めてもらいたい気持ち、すごくあります。

仕事での不平不満は人と比較していたし、認めてもらっていないからだなーと。

 

自分の『判断』していることを、ラベリングしてああ、今『判断』しているなーと実感する。

『判断』はすべて妄想。

 

あの人はなんでわかってくれないの?

こう言われた。こうするべきだ。

 

というのは、自分と他人は違うのに、同じ考え方をするはずがないのに、同じように考えないと憤っている状態。それは自分の勝手な妄想だし、幻想。

 

『判断』しない。

 

そのためのおまじないが、

 

『わたしはわたしを肯定する』

 

でした。

これがクリアできたら、わたしは仏門に入れるかもしれない╰(*´︶`*)╯♡

 

仏教の教えって、お寺の坊さんの堅苦しい説教のイメージしかなかったのですが、今回とても仏教に興味が湧きました。

ブッダ、お釈迦様ってすごい人だったのかも!(おそらく間違いなく、当時のスーパースターですが)

 

今、繰り返し聞いています。

 

良かったら、どうぞ。

 

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