ままここmamacoco

アラフィフにして、フリーランスに転向したHSP女は果たしてフリーとして生きていけるのか?

SDGsを体験。地球のこと、経済のこと、行政に頼ってもいいこと、とにかく動いてみること。

 

 

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SDGs』の地方創生カードゲームの研修を受けてきました!

 

世の中に『SDGs』の言葉がはびこりつつありますが、なんのこっちゃい、と思っていたところも多く。

 

貧困はいかん、ジェンダーの平等、質の高い教育を!などは賛成なのですが、ほかのなんだか大きすぎる課題は(いや、今あげたのも十分大きいけど)自分には手の届かない、もしくは関係のない課題だったりするのかな……と思っていたところです。気候変動とか、平和と正義とか、国同士のパートナーシップとかね。

 

さて、SDGsをゲームで学べるということで呑気に来ましたが、どうなりますやら。

 

ファシリテーター五明玲子さん

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ファシリテーターは五明玲子さん。

SDGs』に人生を賭けてるレベルの方。

海外でのボランティア活動の経験から長年環境問題に携わり、SDGsを知ってからは、「これだ!」とSDGsの啓蒙に飛び回っているそうです。すごいな。

 

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熱い講義がはじまり、まず座学で『SDGs』を学びます。

 

カードゲーム開始!

そしてカードゲーム。

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はじめにざっと説明を受けたけど、なんだかわからぬまま開始。まあ、ゲームはなんでもそうだけど、やりながら覚えていきましょう。

 

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うちの班は太陽光のエネルギー事業者。『SDGs』の6,7,12の課題を解決するのが目標です。

 

でも手元のプロジェクトのカードは、遂行してもお金にならない0円のものばっかり。

課題を達成できそうなのも、一枚しかない。

いや、どうするの?

お金もちょっとしかないし。

手元の人資源も、大学の先生とか、地方議員とか、プロジェクトに関係ない人ばかり。

 

いきなりてづまりじゃん。

 

はじめのターンは、ほぼうろうろして終わりました。

 

あ、1ターンで12分ですが、3年経過したことになります。

というわけで、もう3年経ってしまいました。

 

》次のターン。

仲間と計画を練り直し、周りのやっていること見つつ、とりあえずお金を借りようと行政に向かいます。

 

よその業者は上手いこと売り込んでいる様子。

そうか、営業よね、やっぱり。

ライバルは行政のやりたい事業に切り込んでいます。うちもなんとか入っていきますが、条件が足りず……。

 

とりあえず手元のプロジェクトのお金を借りましょう。太陽光関係ないけど、もうそんなこと言ってられません。

 

「うちは環境問題に取り組んでいます♪ぜひうちにお金をちょうだい!」営業下手か!

 

行政に環境事業者だとアピールして、プロジェクトにお金を投資してもらい、お金をゲット!なんとか1つプロジェクトをやりましたよ。

 

ほかの事業者のテーブルをのぞくと、もういくつもプロジェクトを終了しています。

 

ほかの事業者と一緒にできるプロジェクトはないか、今自分にできることはないか、狭い範囲で考えてましたが、ラチがあかないので部屋中歩き回って「何かお役に立てることありませんかー」

と言いながら歩き、よその事業者や行政と話をしていきます。

 

》最終ターン

なんだかんだやっていると、次第にわかってきました。

自分のプロジェクトをやるためには、人口や暮らしが上がっていかないといけない。

 

手元にあるプロジェクトを実行するには、人口がレベル5にならなければなりません。

 

それじゃあ人口を増やせることできないかな?

とほかのプロジェクトを解決していきます。

 

よその事業者に手元の資源である人材をあげてトレードしたり、助けてあげられるものないかなと動いていくと、あちこちから声をかけてもらえるんですね。

 

「ほら、この人材あげるから、プロジェクトできるじゃない!」

「あっちの人がその人材持ってたよ!」

「お金かしてあげるからいっといで!」

 

最後のターンは怒涛の勢いでプロジェクトを完遂しました。

自分のところに関係ないと思われたプロジェクトも、回り回って暮らしや経済のポイントが上がっていきます。

 

なるほど。

風が吹けば、桶屋が儲かるってヒントを、途中で与えられたのですが、生まれて初めてそれを実感した気がします。

 

SDGsが輪になっている理由

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SDGsのこのカラーホイール、みかけることもあるかと思いますが、ちゃんとした理由がありました。

 

ゲーム終了後に、五明さんはこれをタルとして例えてらっしゃったんです。

このひとつひとつが、タルを形作っている板。

タルを上から見た図っていうところでしょうか。

 

この中のどれが抜けても、どれが丈が足りなくてもタルの中の水はこぼれてしまいます。

 

すべてを満たして進むこと。

 

全世界で開発も暮らしを豊かにすることも両立させて、進めていくことが大事なんですね。

なんだかとても納得しました。

 

まとめ

将来のすべての世界の子どもたちが、豊かな地球で暮らせるように、今から都市中心でなく、地方にシフトしたシナリオを進めたいかなければ達成できないそう。

 

SDGsが広まることで、将来の子どもたちがこよ地球に生まれてよかった!と思える世界になりますように。

 

わたしも微力ながら出来ることを考えるキッカケになりました。

 

今回思ったことは、とにかく動いてみるということ。

 

はじめは何がなんだかわからないけど、それって何をするでもそうですよね。

どうしたらいいかわからないけど、動いてみる。

 

人のためにも動いてみる。

するとみんな利他をやっていくと、暮らしが良くなっていく。

 

うん。

SDGsのこのゲームって面白い。

 

ぜひ、体験してみることオススメします。

 

てらっちでした♪