「マツヤマさんの学校」で商売を学ぶ。パピヨンとはなんぞや?
先日、商売の作法を教えてくれる起業初心者向けの講座
「マツヤマさんの学校」に参加しました!
ちょっと変わったこちらの講座、課題レポートに全力を注いでいたので(しかも直筆は久しぶりだったので、何度書き直したことか……)やっとこさブログに感想をアップです。
いやとにかく、面白かった!
そして、わたしの生きるスタンスが変わったかもしれない!
という個人的に刺激を受けた講座でした。きっと起業して何年も経っている方には当然のことなのでしょうけど、わたしはビジネスの土台をわからぬまま、起業しようとしていたのだと思い知らされました。
参加理由は、松山さんに会ってみたかったから
今回の講師は静岡県浜松市にある「株式会社マツヤマ・デザイン」というデザイン会社の松山拓也さん。子供の頃からキャンプが好きで、「旅する会社 アウトドアの学校」
(http://www.md-f.jp/outdoor/)も主催されて、その講座はすぐに満席になるなど人気を博しています。
参加したいちばんの理由は、ママバトンの杉山有希子さんの存在があります。
Facebookでいつも松山さんの名前をあげてらっしゃって、マツヤマさんっていったいどんな人なんだろう?とずっと気になっていたというのが一番の理由です。
もうひとつは、「商売の作法」を教えていただけるということ。
最近あちこちで社長さんと会うことも多くなりましたが、わたしは何しろ商売のど素人。12年以上、正社員勤めしていた経験はまったく役立たずで、当時はほぼ工場の中の人としか会わない状態だったので、ビジネスの礼儀というものを知りません。名刺ひとつ渡すのも、これであってるの?、おそらくわたしのやっていることって無礼なんじゃ?と思うこともしばしば。
「作法」を教えるという講座ははじめて。
まさに作法知らずだと感じていたので、参加することに決めました。
カラオケからはじまる講座?!
マツヤマさん、登場とともに、何をしだすのかと思ったら
「歌をうたいます」と。
うた?と思っていたら、流れてくるのは梅沢富美男の『夢芝居』。はい。ちゃんと一番を歌い切りました、マツヤマさん。
そうしてはじまったのが今回の講座です。
これはただものではないと思ったら、
ビジネスに関わる講座なのに、
名刺交換はダメ、敷地内は仕事の話をしちゃダメ。
そしてしまいには講座の最中にパピヨン仮面なんて、仮面ライダーのショッカーのさらに怪しいヤツも扉から出てきて、もうおかしくって。ずっと笑ってました。
でも、語っていることはとても大事なことばかり。
笑いながらもしっかり胸にひびく、そんな講座でした。
名刺交換不可ルール
先ほども書きましたが、名刺交換はダメ、敷地内は仕事の話をしちゃダメ。
これが結構大変だったんですね。
仕事の話をしたらダメって言われたら、相手を目の前にして何も話すことが浮かばなかったんですよ。
いつもなら、名刺渡して、何をやってるんですか?or自分は何をやっていますで会話が広がります。そらを封印されたら、
はて。どうしたものか。
何を話せばいいんだろう?
でもこれがすごく大事で、仕事の事抜きでいかにつながりを持てるか。
自分を信用してもらえるか。
が商売の基礎だと、そして奇怪なルールはそのための仕掛けだったということを講座の終わりがけに知ります。
今までの会話がいかに自分勝手に仕事の話を押し付けていたか、おそらく相手の方にドン引きさせていたかを想像させてもらいました。
もっと話題に引き出しがあって、楽しい話題をいくつも持っているって、きっと魅力的。
そういう人と出会うとたしかにそう思うのにね。自分の器の狭さを実感です。
わたしはパピヨン仮面
講座後も頭の中にずっと印象に残っていることがあります。
それがパピヨン。
なんじゃいそれ。
パピヨンとは、マツヤマさんの例えで、名刺に簡単な屋号のみで本名も載せていない人のこと。
アクセサリーとか占いとかをはじめた女性にありがちな、屋号のみを書いた名刺で「よろしくー❤️仕事ください」と名刺交換する人のことです。 (というわたしも以前、似たようなことをやっていたな……)
パピヨンは、身分を明かさないのに、
まだ目の前の人に信用をえていないのに、仕事をくれという。
私の現在の名刺はペライチ師匠、販促工房の笹野さん(https://attcus.pro/)にお願いしてデザインしていただいているので、情報自体はバッチリなのですが、パピヨンの行動はわたしもやっていると胸にぐさっときたのでした。
目の前の人にすぐ仕事を取りに行こうとするあたり、胸に刺さり、あーわたしもパピヨンだなと。
信用を築く、まずそれが商売の基本だと。
コミュニケーションが商売の基本。
あまりに当然な答え、そして自分がそれを飛び越えて、商売をしようとしていたことにがくぜんとしました。
コミュニケーションとは
コミュニケーションにはコストを払え、コミニュケーションとは時間であるby塩田先生
松山さんが影響を、受けたという塩田先生のことば。
そうだよね、うんうんそうなんだ。
今いろんなコミュニティがあるけれど、そこでは当然ビジネスに関する話題を聞き、技術も学べるのだろうけど、結局一番成功しているのは、動く人。
積極的にコミュニケーションを取っていく人だと、知っている。
数字を学ぶ
また商売をやっていく上で、数字の話も。ここも耳が痛い話。
やっと最近売り上げや経費をエクセルにざっと書くようになったところで、まったく計算ができていないことを実感したところ。
商売は数字だ、そうだ。
一番苦手なんだな。
まとめ
などなど、本当になんだろう?意識が変わったというか、開き直ったというか笑
自分の中で何かが吹っ切れた音がしたんですよ。これからどう変わるかは、お楽しみ。(言うばかりにならないようにしよう)
松山さんは本当に会いにいくべき人でした。
次回15日、またお会いできるのを楽しみにしています。