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アラフィフにして、フリーランスに転向したHSP女は果たしてフリーとして生きていけるのか?

断熱用の『気泡緩衝材』が剥がれない!わたしが実際に試してみた溶剤4つ+使えるスクレーパーを解説。

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こんにちわ、てらっちです。

 

窓の断熱用の気泡緩衝材、剥がそうと思ったら剥がれないで困ってこちらにたどりついた方が多いのではないでしょうか?

 

気泡緩衝材っていうのは、あれです。子供の頃、潰して遊んだ、宅配で包まれてくる、あの梱包材のこと。

 

しばらく前から、それを断熱用のため、裏にシールをつけて窓に貼るタイプにしたのものがあるのですが、これがクセモノ。

いざ剥がそうとなったら、剥がれないんです。

 

ここでは、私が試したやり方6パターンを解説します。

 

時間がたった緩衝材は剥がれにくくなる

あれは家を建てて、いざ引っ越そうとしたときのことです。

引越しもひと段落し、前に住んでいた家をあとは清掃して引き渡すだけとなっていました。部屋自体古いことは古いのですが、なるべくきれいにして返したいと、そう思い掃除していたのですが、思わぬ伏兵に苦しめられることになりました。

 

北側の子供部屋はかなり寒く、壁や窓からは冷気が漂う状態だったため、ウレタンで壁に ついたてをしたり、窓には断熱用の気泡緩衝材を貼りました。

貼りかえることもないだろうとそのまま3年は経っているとおもわれるこのプチプチ。

さて、今回の引越しにともない、いざはがそうと思ったら、

 

 

 

 

 

はがれない!!!

 

窓の断熱用の気泡緩衝材です!

 

 ▼こんな感じです。

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おわかりになるでしょうか?

気泡緩衝材をなんとか接着部分からうまいことはがそうとはしたのですが、努力の甲斐なく、表面の気泡緩衝材部分だけがはがれ、接着部分はまったくガラス面からはがれない状態なのです。

それもかなりひどい状態。

貼っていたほぼすべての部分の接着面が一面ガラスにびっしりと残ることに。

 

ご覧のように時間が経った緩衝材は、びっくりするほど剥がれなくなります。

もし貼ってまだ時間が経っていないのなら、ぜひ試しに剥がしてみることをオススメします。時間がたてばたつほど剥がれにくくなりますよ。

 

そこで私はネットで調べまくり、考えられるものをありとあらゆるものを引っ張り出してきて試してみました。

そして実際に試したもの6パターンと、一番効果があったものを解説していきますね。

 

ためしたやり方6パターン

試してみた溶剤は、主に以下の6パターンです。

 

その各溶剤へスチールたわし、プラスチック製のスクレーパー、それでもダメだったので途中から鉄製のスクレーパーも投入しました。

 

・油汚れ用マジックリン

・灯油

・強力接着はがし剤

・台所用洗剤

   +

・スチールたわし

・プラスチック製スクレーパー

・鉄製スクレーパー

 

試した結果を解説

≫油汚れ用マジックリン

とりあえずその場にあったマジックリンを投入。

噴きかけてしばらくなじませたあと、スチールたわしでこすってみました。

なんとなく剥がれるけれど、でもすっきりとはいかず。これは×でした。

 

≫強力接着はがし剤

改めてホームセンターに行き、『強力接着剥がし剤』を探してきてこちらを購入。

さらにプラスチック製のスクレーパーも導入し、期待に胸をふくらませながら使用したものの、まったくプチプチした接着部分には刃が立たず、ただノリを伸ばしただけの状態になり、かえって汚くなりました。これもダメ。残念。

 

≫灯油

以前、会社でプラスチックの引き出しについたシールや、くっついて剥がれない輪ゴムに絶大な威力を発揮し、思いもかけぬ灯油フィーバーとなったので、こいつなら絶対にいけると意気揚々と緩衝材に向けてアタック!

しかし想像を越える気泡緩衝材の威力は、仕事場の掃除であれだけの活躍をみせた灯油でも及びませんでした。残念。

 

一番効果的なやり方

いろいろと試した結果、一番効果を発揮したのは意外や意外、以下のやり方でした。

 

台所用洗剤+鉄製スクレーパー

 

▼使用したスクレーパーはこれ

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・まず表面のボロボロに劣化した気泡緩衝材部分をスクレーパーではがしていき、接着部分だけがガラス上に残るようにします。

   ↓

・台所用洗剤をスプレーに入れて水で薄めます。それをまんべんなく噴きかけ、そのまましばらく待ちます。

   ↓

・鉄製のスクレーパーで力ずくでこすり落とします。

 

これがどうやら一番効き目がありました。

 

力ずくかいっ!

 

と思われるかもしれませんが、本当に力ずくでなければはがせないくらい、強力な接着です。

力ずくですので、時間のある方は、少しずつ進めることをオススメします。

 

 

▼作業後に発覚した気泡緩衝材シートのはがし方動画です。

まったく同じやり方だったので、わたしのやり方は間違っていなかったようです!


窓の断熱プチプチシートの剥がし方

 

まとめ

ダンナの努力の結果、なんとかはがすことができました!

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気持ち、うっすらと糊残りはあるものの、ほとんど取ることができました。(正直力尽きた)本当にあまりの強力さに、窓代を支払うことを覚悟したほどですから、その威力、ご想像ください。

 

台所用洗剤を噴きかけることで、スクレーパーの動きもなめらかになり、かなり取りやすくなります。

 

とにもかくにも、窓へ断熱用の気泡緩衝材を貼ってらっしゃる方、何年も放置せずに剥がれるかの確認をすることをオススメします。

 

いやー本当に他のどの掃除より苦労しました。

 

みなさま、お気をつけください。

 

ガラス用スクレーパー

 わたしが使用していたのは木の皮ようだったので、あらためてガラス用をご紹介。

カンザワ ガラススクレィパー200 K-720

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